kyu97b.htm Last update 1998/02/14

九州ツーリング97その2


 九州方面のスタンプポイントは残すところあと、大分自動車道2カ所と長崎自動車道の2カ所。
いい加減、高速道路ばかりのツーリングも飽きたと言うより、高速道路料金が気になりだしてきた。(^_^;

 そこで、大分自動車道は必要最低限の高速道路だけ使ってポイントを稼ぐことにする。(卑怯だなんて言わないで・・・)
大分道は別府湾SA山田SAの二カ所。

 まずは遠い、別府湾SAへ向かうために、やまなみハイウェーを通って湯布院を通過していこう。(ああ何て無駄のないコース選択なんだろう(笑))

 九州に来たなら一度は走ってみたい「やまなみハイウェー」。
前回、九州へ来たときには走ることが出来なかったので絶対にここだけは走りたかった。しかも、天気がよい日に走りたかったので、毎日天気予報を見て阿蘇周辺が晴れるのをひたすら待っていたのだ。ヒャッホー

やまなみハイウェーにて

 忍耐の甲斐あって、今日はとっても良い天気。念願のやまなみハイウェーを快走する。
なんか広々したところは北海道と似ているんだけど、土地の起伏があってとてもダイナミックなところだ。ここは絶対にお勧めコース。すんごくいいっす。

ウェスタンな雰囲気のエルパティオ牧場

ツーリングマップルに乗っている「エル・パティオ牧場」で乗馬にチャレンジ。(ツーリングマップルP40D-1)
去年の北海道ツーリングの時にも乗馬したことあるのでもう一度乗ってみたかったのだ。
この牧場は何とも西部劇に出てきそうな雰囲気の牧場。従業員のお姉ちゃんと二頭の馬で起伏のある草原をお散歩。

馬と私・・・

馬の操作って意外とデリケートでちょっと手綱を引っ張っただけでも停止してくれたり、曲がってくれます。散歩する程度ならとっても簡単なんで、一度試してみてはいかが?結構楽しいです。ハイ

 やまなみハイウェーから湯布院ICを経て別府湾SAへ。このSAは上下線のSAが歩いて行き来することが出来るので両方のスタンプを一気にゲット!別府ICで降りてあとは一般道で由布院温泉へ向かう。

 湯布院っていうのは何とも洋風な宿泊場所やら温泉やらが並んでいてとってもおしゃれ。
こりゃぁ、若い女の子に人気があるのもうなずける。なんか、九州の軽井沢って感じの場所だな。
ちょっとした美術館とか結構多いので、今度時間をかけてまわってみたい気がする。

ギャルはいないが気持ちいい(笑)

さて、湯布院では「湯布院でギャルとウハウハ!(爆笑)」という目標があったのだが・・・入った温泉はやっぱりツーリングマップルお薦めの「下ん湯」。
 しかぁし!混浴露天風呂とは言うものの、こんなところに入ってくるギャルは皆無だと思う。金鱗湖に面していて見晴らしがよいけど、金鱗湖を散策する人々からもよく見えてしまうのだ。
入浴料100円という激安な事もあって、貧乏ライダー御用達にはなりそうだけど、ギャルとウハウハってのには無理がありすぎ。(-_-;
北海道の混浴露天風呂とは訳が違うのである。要注意(笑)

今日の昼食

 温泉でサッパリした後は、地鶏鍋で昼食。やっぱ、九州に来たなら地鶏も食べなきゃね。

 湯布院を後にしてR210をひたすら山田SA方面へ走る。九州の道は北海道と違ってはみ出し禁止路線が多くて、爆走するってのがなかなか難しい。
おまけに田舎ではスクーターの代わりに軽自動車に乗ったおじいちゃんやおばあちゃんが沢山。
きっちり法定速度を守ってくれるから時間がかかる割には距離が伸びない。ちょっとだけイライラ。

朝倉の三連水車

 何とか杷木ICにたどり着いてそこから高速道へ入り、山田SAへ。で、次の朝倉ICで降りてすぐさまUターン。(つくづく俺ってバカだよなぁ〜)
山田SAの上下線を制覇してさっきの杷木ICで降りて、一般道へ。せっかくだから、朝倉の三連水車を見物して目指すは長崎道制覇!(^_^;



 時間はすでに午後5時。夕日に黄昏ながら筑後川沿いの道を東脊振ICへ向かうのだが、なぜか久留米市から城島町へ着いてしまう。
もう、完全に日が落ちて走行中に地図が見れない。街灯の下で止まって地図を確認しながら針路を修正。
でも、やっぱりまた変なところに来てしまう。

うわぁ〜完全に迷ってしまった。(ツーリングマップルP22-C5に書かれているコメントでは「広々とした水郷地帯を快走。方向音痴には若干苦しい」とある。
うーん、方向音痴ではないのだが、日没後に走るには若干どころかかなり苦しい。私は一体どこに居るんでしょう?ハテ?

 迷いながらも何とかICへたどり着き、金立SAへ、そして次の佐賀大和ICで降りて佐賀市内のR34を武雄北方ICを目指す。時間は午後8時過ぎ。(苦笑)

 どうも、地元民はのんびりゆったり走ってくれるのだが、そんな車の中にもセカセカと進路変更しまくりの車を発見。ナンバーを見ると関東圏の車と関西圏の車。さすがだ。(^_^;

 武雄北方ICから高速へ乗って川登SAでスタンプを集めた後、嬉野ICで降りる。時間は午後10時を過ぎている。
もぉ、ロングツーリングでの夜間走行は反則技なのだがそんなことはお構いなしに走ってしまった。

 さすがに、今日はこの辺で勘弁してやろう。嬉野で適当な公園へ行って野宿の準備だ。天気予報だと夜半に雨が降るらしいと言うことなので、雨をしのげそうなところでテントを張ってしまおう。地図に書かれている公園を適当に物色してみる。時はすでに午後11時・・・。

 コンビニも比較的近い公園を発見したので、そこにテントを張って荷物を片づけてビールを飲む。
プハァ〜やっぱ、これだねぇ・・・・と、思った瞬間、狙い澄ましたように局地的豪雨に見舞われる。(-_-;
「ゲーッ、勘弁してくれ〜」テントの中で叫んでみても雨はどえらい勢いで降りかかる。が、10分も経たないうちに止んでしまった。とりあえず、テントの外へ出て雨の被害を確認しているところに再び豪雨が襲いかかる。
「うぉーむかつくぅ〜、俺はヨワヨワキャンパーなんだ。こんな雨でキャンプするほど気合いないんだよぉ〜」と泣き言を言いながら身支度を整えて、雨が収まったと同時にテントを撤収して野宿を諦めた。(爆笑)

 やっぱり、こんな時はSAだよねぇ〜。雨はしのげるし、宿泊費用はタダだし。ってなわけで、嬉野ICから再び高速道路の旅が始まる。もう、午前0時を過ぎているけど構うもんか。
行ってしまえ、川登SA!で、再びスタンプゲット。(^_^;

 ついでだから、金立SAのスタンプも集めてしまおう。と、半ばブチ切れ状態で豪雨の高速道路をひた走る。
深夜の高速は真っ暗。おまけに豪雨で前がろくに見えません。寒いし、速度規制までされている・・・まぁ、いいか。

 今度は一般道に降りるなんて面倒なことはせずにひたすら暗闇の高速道で金立SAへ。とうとう九州方面のスタンプも広川SA上り線を残すだけ。
すべてのスタンプを押してから広川SAのインフォメーションで認定書をもらわないといけないので、今日はこれ以上先に進んでも意味がない。
金立SAの建物の中で濡れたカッパなどを乾かしつつ自分はベンチで仮眠。
うーん、凄い一日だったような気がする・・・・


 金立SAの食堂のベンチで目覚める。どうやら雨は上がっているらしいけど、なんだかどんより。
さぁ、今日は広川SAで最後のスタンプを押して九州エリア全部完了の日。早く出発したいのだが、あんまり早く到着しても、インフォメーションカウンターが開いてなければ意味がない。
時間つぶしもかねて一般道を走ることにする。東脊振ICで降りて、昨日さんざん迷った道を今度は迷わずに走る。上り線の広川SAへ行くため、八女ICから高速道へ入って、とうとうたどり着いたぞ、広川SA。

九州エリア達成!

早速、最後のスタンプを押して、そのままインフォメーションカウンターへGo!

「すみませーん。スタンプ全部押してきたんですけどぉ〜」
「あ、はい。では確認しますね・・・・・凄いですね、三日でまわってきたんですか?」
「ええ、ちょっと気合い入れてきましたんで。(笑)」
(フツウ、東京から九州まで来てひたすら高速道ばかり走る奴なんていないわな)
「お疲れさまでした。では、認定のスタンプ押しますね」
(ウフフフ。やっと九州の認定スタンプ、ゲットだぜ)
「あ、すみません。一緒に写真撮ってもらえますか?」
「え?私とですか?」
「ええ、あなたとです。いやぁ、記念ですから。」

と、いうわけでインフォメーションのお姉さんと一緒に写真を撮って九州エリア(5自動車道・14エリア26ポイント)達成!!

 ふぅ、今回のツーリングの最大の目標を達成して、これからようやく普通のツーリングが楽しめるってもんだ。
今日の天気は午後あたりから晴れると言うことらしいが、とりあえず今日はのんびり宿で休みたい。

 東京を出てくる前に某ホームページにてチェックしておいたペンション「もしもしピエロ」へ電話してみる。
今日は平日と言うこともあって上手く予約が取れた。これで、本日の宿の心配は無し。とっとと宿で落ち着こう。

 まだ、午前中なのでSAの外に設置されているテーブルに昨日濡れたテントを取り出して乾かす。人の往来が結構あって注目されるがそんなことはお構いなし。

 荷物の整理が着いたところで、久留米ICからR3−R325−R57を経由して阿蘇の麓、乙姫ペンション村へ向かう。
途中、菊陽町で3月末に出張で来た熊本県立技術短期大学校があったのでちょっとだけ寄って、記念撮影した。(笑)

 仕事で来たことのある場所へ遊びで通りかかると何とも変な気分になるもんだ。あ、そういえばゴールデンウィーク中にこの学校へ出張してくれって頼まれていたけど、有給使って九州ツーリングするから他の人に頼んだんだっけ。

 学校からR325へ戻ってR57との交差点で信号待ちをしながらボーッと対向車を眺めていたら・・・・
「あーーーーーーーっ、IさんとSじゃねぇか。」(Iさんは私の上司、Sは後輩)
二人はレンタカーに乗っていてちょうど昼食を終えて学校へ戻るところを目撃。
ツーリングの為、私が拒否した出張を代わりにSがやってくれているのだ。よりによって今日が出張の日だったとは・・・偶然ってあるもんだねぇ。(笑)

 これはとりあえず挨拶してあげよう。ということで、Uターンして二人の乗ったレンタカーを追撃。
車の後ろにびったりひっついてあおりモード。信号待ちの時に助手席の脇に寄ってズボゥ〜、ガボゥ〜と軽くふかして威嚇する。(ああ、俺って嫌な奴)

学校の前に戻ってきて、ちょっとだけ会話。
「いやぁ〜出張ですか。お疲れさまですねぇ〜どうっすか、調子は?」
「あれ、加藤、わざわざ仕事しに来たの?」
「いや、いや。私はこれから阿蘇のペンションでのんびりするっす。」
「じゃ、お仕事がんばってね〜」
と、これから仕事へ向かう二人に背を向け颯爽とその場を立ち去ってしまう私。(俺って外道?)

「もしもしピエロ」にて

 しばらく走って目的地のペンション「もしもしピエロ」へ到着。ライダーには結構有名なペンションらしくて、訪れたライダーの写真がたくさんある。とっても、おしゃれで女の子にお薦め。

 夜は新宿からGPZ900Rできたライダーさんと色々な話をして盛り上がる。彼は九州に仕事の関係で住んでいたときにこのペンションに来ていたので、すでに常連化しているらしい。彼のおかげで楽しい夜が過ごせた。感謝。
(後日談だが、このツーリングで人と長時間会話したのはこの日だけだったという。(苦笑))

九州に再び行くことがあったら(たぶん行くんだろうけど)またこのペンションに泊まりに来ようと思う。


 今日はとっても良い天気。ペンションを後にして阿蘇山の麓をぐるっと走る。いやぁ〜きもちよか〜♪

 なぜか道に迷ってしまって県道212へ入ってしまって、ちょっとした山道を走る。対向車も後続車もいない林の中でバイクを止めてぼーっとする。ん〜一人っきりの幸せな時間。

阿蘇山山頂のトーチカ

 県道からR265に出て、今度は阿蘇山山頂を目指して有料道を快走。
山頂で火口周辺を散策してみたけど、迫力あるね。緊急避難用のトーチカがあってなかなか生々しい。まるでどこかの戦場のようだ。(笑)

気持ちよすぎ・・・

 山頂から道を下って、再びやまなみハイウェーを走る。はぁ、なんて気持ちいいんだろ。

途中でミルクロードが分岐しているのでそっちも走ってみよう。そして・・・トホホな事態が起きてしまった(-_-;

 昼飯時をちょっと過ぎていたので、阿蘇観光牧場で食事をとるため左折しようとした瞬間。そこには砂利の駐車場が広がっていた。
「うわぁ〜砂利じゃんかよぉ〜」
バンクさせていたバイクを慌てて引き起こして体制を整えようとしたときにはすでにフロントタイヤは砂利の上。ズガ〜ッ・・・
ものの見事にコケてしまった。(T_T)
すぐさまバイクを起こそうとするのだが、砂利の上をバイクがズリズリ逃げてゆく・・・
「うぉ〜バイクにキズがつくぅ〜逃げないでくれ〜勘弁してくれぇ〜」
ヘルメットの中で叫びつつようやくバイクを引き起こす。ハァハァゼェゼェ・・・
 バイクのダメージを確認してみると、石ころがカウルにめり込んでるよ。なんてこった。
ちょっとブルーになりながら牛肉のバーペキューを食べる。トホホホ・・・あ、転倒したときの証拠写真取り忘れちゃった。

 気を取り直して、やまなみハイウェーに戻って別府を目指す。
今日は別府温泉でのんびりしよう。で、行き着いた先は別府港フェリーターミナル前の小さな公園。
近くの観光センターで実家への土産を買って温泉に浸かる。

 それにしても、別府周辺は温泉が多すぎ。どこへ行こうか迷ってしまう。別府に限らず九州って本当に温泉が多いよね。

携帯ラジオを聴きながら人気の少ない公園で九州最後の夜を一人で過ごす。昨日の夜がとても楽しかっただけに、ちょっと寂しい。


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