hkd97c.htm Last update 1998/02/21

北海道ツーリング97その3


 早朝4時起床。
昨晩、YHのヘルパーから仕入れた情報だと、夏のこの時期にYHに霧がかかっているときは摩周湖で雲海が見ることができるらしい。
滅多に見られるものではないということなので、同じ部屋に泊まっていた3名と電車&徒歩で北海道を旅行していた女の子1名の計4人で行ってみることにした。

予定通りYHは霧に包まれ、空を見上げると何とも言えない色合いの朝焼け。
これは期待できそう。バイク2台で摩周湖第1展望台を目指す。

雲海の摩周湖

うひょ〜こりゃぁ、すげえわ。
湖面にはモヤモヤと雲がかかっていてその周囲の山々は晴れ渡っている。とても幻想的な風景。
徐々に太陽が昇ってきたけど、どうも第1展望台では日の出がよく見えない。慌てて第3展望台へ移動してみる。
こっちの方が日の出が綺麗に見ることができる。弟子屈の街を見ても雲海に飲み込まれていてこれまた綺麗。
早起きはしてみるもんだねぇ。今回のツーリングの一番のお薦め。
「8月の早朝に摩周湖へ行くべし!第3展望台がグー」
やはり、普段の行いがよいせいだろう(?)、こんな風景が見られて幸せなひととき。
太陽がだんだんと昇って行くに連れて刻々と変わっていく空の色。
これが見れただけでも、今回のツーリングは大成功と言うべきだ。
昨日の夜の星空といい、早朝の雲海といい、摩周湖YHに泊まって本当に良かった。

雲海の弟子屈周辺

 6時くらいにYHへ戻って、YHの隣にある牧場の牛舎を見学してみた。
ここのオーナーはかなりの話好きで牛の搾乳から世間話まで色々話し始めてくれる。
牛舎の臭いがかなりきついが慣れてしまえばこんなもの。貴重な体験といえよう。
(ただ、このおじさんの話は長くなるので適当に切り上げてこないと朝食に間に合わなくなるので要注意。(笑))

 朝食では先ほど搾乳してきた牛乳を温めて出してくれる。
さっき目の前で絞った牛乳が飲めるのも良い体験だね。とっても濃くて甘くておいしい牛乳。これもお薦め。

多和平にて

 朝食が終わってぼちぼち荷造りをして出発。
昨晩知り合ったゼファー750に乗る女の子と、TS125Rに乗る兄ちゃんの3人で多和平へ向かう。昨日は土砂降りだったからリターンマッチなのだ。
(彼女は5回ほど北海道ツーリングに来ていて一度も霧のかかった摩周湖を見たことがない、逆に言うとすべてド快晴の摩周湖しか見てないという、いわゆる折り紙付きの晩婚ネェちゃんだ)
(摩周湖の湖面を綺麗に見ることが出来た人は晩婚になるというジンクスはかなり有名な話)

 多和平の見物が終わったところで私のツーリングはおしまい。
これから札幌に向けて帰省モード突入。いやぁ、最後の摩周湖YHが一番楽しかったような気がするなぁ。

 多和平から弟子屈、阿寒湖を経由して、ひたすら札幌を目指す。
で、夕方6時くらいに札幌の実家に無事到着。親とビールを飲みながら旅の話をしておとなしく寝る。


 今日はフェリーに乗って帰る日。実家が札幌の繁華街「すすきの」から徒歩15分というところにあって、小樽のフェリーターミナルまでは高速道路を使って40分くらいで着いてしまう便利なところ。
朝食をのんびりとって家を後にする。

 今回の帰省はただ寝るだけという親不孝な帰省になってしまった。
一昨年あたりのツーリングではずーっと雨に祟られて水曜日の夜には帰省してしまうという軟弱ツーリングだったけど。
(実家が札幌にあると、天気が良くてずーっとツーリングしていたいときには帰省が邪魔だけど、雨でぼろぼろなツーリングの時には避難場所としては最高かも知れない。(笑))

 家を出発してあっという間に、フェリーターミナル。一週間前に上陸して、友人とここで待ち合わせていたんだなぁ〜などと感傷に浸りつつ乗船を開始。

 往きのフェリーとは違ってみんな心なしか元気がない。私も仲間を見つけて酒盛りをする気力もなくてぼーっと過ごして寝てしまった。


 新潟に到着。はぁ、帰ってきてしまった。数年に一度とか、生まれて初めて北海道ツーリングしましたという人たちならもの凄く寂しいんだろうなぁ。
「また、行くからなぁ〜」などと心に誓う人とか、いろいろだと思うけど、私の場合は実家帰省という名目がある限り、毎年行けちゃいます。
感傷的にならなくてすむのが、ちょっと寂しい。(^_^;

 さぁて、来年は何を目標にツーリングしようかな?などと考えつつ、関越道を爆走して東京へ向かう。


 今回のツーリングレポートはこれでおしまい。長々と読んでいただきありがとうございました。
なるべくみなさんにも使えそうな情報を盛り込むように心がけて書いてみました。(偏った情報で役に立たないって?)
何かの機会に北海道へ行くことがありましたら参考にしてあげて下さい。

やっぱり、今回の一押しは、「雲海の摩周湖」ですよ。
もぉ、これは見るしかない。ただ、見るのも早朝だから結構難しいんですよね。だからこそ、一見の価値があるわけです。
おまけに、普通の観光客なんてほとんどいませんから、もし見ることができれば、自慢できまっせ。


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