hkd97b.htm Last update 1998/02/15

北海道ツーリング97その2


 目覚めると、やっぱり小雨。のんびりと東屋の下でテントの撤収をやる。何も濡れていないので撤収が楽なこと。
バイクに荷物を積むのも東屋の下でやっちゃったのでこれまたお気楽極楽シュラシュシュシュ〜♪

 今日は一日中天気が悪そうだから今晩は宿にしよう。
去年泊まったことのある「アニマの里」へ行こうと思ったのだが、残念ながら予約でいっぱい。
やむを得ず別な宿を探すのだが、昭文社の旧ツーリングマップに載っている宿情報しか持ち合わせていないので、サロマ湖の近くにある「さろまにあん」に予約を入れる。本当は網走方面へ行きたいのだが・・・

神秘的な神の子池

 宿が決まってしまえば後は適当にその辺を走って時間をつぶすことにする。
留辺蘂から北見へ、屈斜路湖をかすめてぐるっと回って摩周湖第三展望台経由「神の子池」。
ウワサには聞いていたけど、とっても綺麗。鉄の斧を投げ込んだら金の斧になって戻ってきそうな雰囲気。(意味不明)

本日の宿「さろまにあん」

 天気もすぐれず、バイクの乗り降りもめんどくなってきたので宿を目指して、小清水−網走を経由してサロマ湖畔へ。
4時前には宿にたどり着いてのほ〜んと洗濯をやってみたりする。
やっぱり、天気の悪い日は宿に限るわ。(何とも軟弱な・・・)

 夜になって外は激しい暴風雨。まるで台風が来たみたい。
近くのキャンプ場でテントを張っていたファミリーキャンパーもテントを撤収して宿に転がり込んできた。
話によるとかなりの数のテントが風でなぎ倒されていたらしい。
(やはり、本日は宿に泊まると決めた私の判断は正しかったようだ。うーん、勝利!)


 なんか、とっても天気の良い朝だ。今日は楽しく走れると嬉しいな。
本日の目的地は知床。今日はテントを張っても平気だろう。
早めにキャンプ場へ行ってのんびりすることにしましょう。

そうだ!今日は今回のツーリングの最大の目的、
「トド肉を食べる!」

を達成してしまえ。

 そんなわけで、ウトロを目指して快走。去年はガスに覆われてトホホだった知床峠もド快晴。イケイケGoGo!

 あっという間に羅臼市街地にたどり着いてしまった。
昼飯のトドを食べさせてくれる食堂「高砂」へ行ったら、店は移転されていて、街から10kmほど標津側に走ったところにある「ふるさと体験館」の中にあるそうな。
当然、行ってくるしかないわけで、ほんの10kmほど走って到着。

 食べました「海馬陶板焼定食」1500円也。
味は・・・クジラの肉と鹿の肉を足して2で割ったような感じかなぁ。
少なくとも、「これ、超〜おいしい」とか「激ウマぢゃん」というコメントにはならない味だろうなぁ。
やはり、エゾ鹿陶板焼定食にすべきだったか・・・まぁ、話の種にはもってこいだね。
(来年は熊の肉を食べてみたいなぁ。どこか、食べさせてくれるところ知りません?知っている人はこちらまでメール下さい。)

海馬陶板焼定食 トドを食べるともらえる証

 昼食の後、友人への土産に海馬肉の缶詰を買って、食堂の近くにあるカニの直売店でカニを買って友人へ郵送。
(ツーリングで一番まとまったお金が動くのがこの土産なのかも知れない。土産さえ買わなきゃ安上がりな旅になるのに・・・)

 再び羅臼市街地に戻って「町営キャンプ場」でテント設営をすることにした。
知床峠の方に行けば国設キャンプ場があるのだが、某KLX乗りの友人曰く、「町営の方が綺麗で静かだ」とのご推薦なのでこっちにしてみた。
テントを設営して、他のキャンパーに話を聞くとやはり、昨日はものすごい暴風雨に見舞われたらしい。
ゴミ捨て場にはテントの折れた骨組みが無惨にも捨てられている。
(よかった、昨日は宿泊まりで。オホホホホ)

 テント設営が完了して時間は午後3時前。
とりあえず、相泊温泉とセセキ温泉は見て来なきゃなぁ。
ってなことでお風呂セットだけをバイクに積み込んで、日本最北東突端地へGo!

海の中のセセキ温泉

 セセキ温泉はわざわざ入ろうって気にはならんかったです。
海水浴のついでなら良いんだけど、温泉としてはねぇ、海水に浸かっちゃうと結局後で淡水のシャワーを浴びなきゃいけないので×。
ただ、水着のおねぇちゃん2〜3名と一緒に入っている野郎がうらやましかったです。

 

最果ての相泊温泉

 相泊温泉・・・いやぁ〜最果ての地にある温泉でした。
たった一人でどんより曇った空と海を眺めながら黄昏るってのもいい感じですねぇ。
セセキ温泉に入るくらいならこっちに入った方がのんびり出来るかも。
 温泉の後は再び知床峠を走ってウトロへ。
翌日に観光遊覧船に乗りたいと思ったので、時間を確認に行ってきました。
が、料金が高かったので諦めて、「熊の湯」を見てきました。
結構人がいてあずましくないね。ついでに国設キャンプ場も見てきたけど、凄い人数でこれまたあずましくないわ。
やっぱり、町営キャンプ場の方が落ち着いていてグーゥだ。
(あずましくないとは、落ち着けない様子の意)

 地図には近くに間欠泉もあったので寄ってみたけど、地盤の変化などのおかげで30分から1時間に1回くらいしか吹き出さなくなっているということで、諦めて帰る。

本日の夕食

 キャンプ場に戻る前にラーメン屋で「特選みそカニラーメン」1500円也を食べる。
一瞬「カニみそラーメン」と読んでしまって、「まぁ、カニみそがいーっぱい」ってな図を想像してしまったが・・・
普通のみそラーメンにカニがたくさんのっかっているラーメンでした。


 酒を買い込んでキャンプ場に戻ってライダーさんと宴会。
車で釣りに来ていたキャンパーさんから頂いたオショロコマ(魚ね)を焼いて食べる。なかなか美味。

 とりあえず、午後10時を過ぎたので寝る。次に目が覚めたのは午前1時。
テントに当たる雨の音で目が覚めた・・・
「ちくしょぉ〜、雨ぢゃんかぁ〜」この雨は予想外だった。まぁ、風がないから諦めて寝る。・・・う〜ん、敗北な気分だ。


 テントから出てみるとなんかとっても良い天気。
昨晩の雨で濡れたテントを一気に乾かしてのらりくらりと出発。

 週の後半になって、ぼちぼち実家帰省モードに移らなければならないのだが、このまま今日中に札幌へ戻ってしまうのもちょっと悔しい。
まぁ、金曜の夜に帰ればいいから今日はどこかで泊まりましょう。
(うーん、帯広付近まで行ってお泊まりにしてみるか。)

 去年は雨のために行きそびれた多和平へ行ってみることにしましょ。
ついでに開陽台で牛乳を飲んでいくのも良いなぁ。
あ、近くにからまつの湯があるぢゃん。
じゃ、本日は開陽台−からまつの湯−多和平で、後は適当。
という安直な行程の決め方をしていざ、出発。

 開陽台はとても天気が良くていい気持ち。
お約束の牛乳とカステラパンを食べて養老牛へ。
途中で「牧舎」という牧場兼レストランがあったので寄っていく。(ツーリングマップルP50B-6)
カレー自体はとてもおいしかったのだが、とっても待たされたのでちょっと不機嫌。
余計な時間をくってしまった。とりあえず、アイスクリームがおいしいらしい。女の子にお薦め。

からまつの湯

 養老牛からダートをおそるおそる走りながら「からまつの湯」へ到着。
温泉は川の水で温度調整できるようになっていてなかなか風情があるんだけど、とにかくアブが多い。ひたすら多い。
まぁ、蜂じゃないから問題ないのだが、うるさいことこの上なし。
ちょっとご機嫌斜め。

 そんなことをしているうちにポツポツ雨が降り始めてきた。
しかも、雷付き。エーン、こんなところで雨は無いだろう。
すっかりヨワヨワになった私は温泉から上がる。
着替えが終わった頃に、カップルが入りに来る。
(くそぉ、水着ねぇちゃんと入れ違いか。これまたツイてない。(-_-;)

 かなりの豪雨なのでしばらく小屋で雨宿り。どうせ、通り雨だろうからすぐに止むさ・・・って、本当に止んでくれました。
ダートを抜けてしばらく走しると日が射してきたんで、ついうっかり裏摩周まで足を延ばす。(だって、裏摩周方面が晴れていたんだもん)

 裏摩周から今度こそ多和平へ。しばらく走っていくと、またもや雷付きの集中豪雨。
(チクショー、さっきの雨を追っかけてしまった。うーん、完敗)
完璧にやる気をなくした私は摩周湖ユースホステル(YH)へ泊まることに決定。
電話で予約状況を確認する。OKらしい。さっさと宿に潜り込んでのんびりしてやるぅ〜っていうわけで、摩周湖YHへイン。

 このYHは結構広くて、キレイ。YHは九州ツーリングの帰りに一泊したことあるけど、そのときとは全然違って宿泊客がいたので楽しめそうだ。ビールもあるし。(^_^)/

YHでバター作り

 夜のミーティングではバターづくりをやるということだったので、私も挑戦してみた。
絞りたての牛乳をひたすら攪拌していくと脂肪分が分離してバターになるという極めて単純な原理。
容器からハンドルが出ていて、それを回すと中のスクリューのような攪拌板が回転するという器具を使っていざ、バター作成。
二つのチームに別れて早くバターを作った方の勝ちというゲーム形式になって、妙に盛り上がる。で、我らがチームの勝利!
バターが出来たところで、ふかしたジャガイモにそのバターをつけてみんなで食べる。
塩分控えめの新鮮なバター・・・美味

夜の摩周湖でチャネリング

 バター作成の後は夜の摩周湖散策というイベント。
もちろん参加してみた。真っ暗な摩周湖は何も見えない。
なんかつまらんのぉ〜と、思って上を見ると・・・
「まぁ、なんて綺麗なお星様なのかしら」
って言う具合にものすごい数の星が瞬いている。
イベントに参加したみんなはしばし星空を眺める。
私は首が痛くなったので横になって星空を眺めると、立っていたみんなも横になってしばしの流星観察。
(まるで、UFOとチャネリングしている集団のような図)
さっきまでの土砂降りが嘘のよう。

本日はとても貴重な体験が出来たのでOKにしておこう。
摩周湖YHはなかなか良い宿だ。お薦め。


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