hkd94a.htm Last update 1998/04/05
これまた古い話になりますが、94年に北海道へのツーリングへ行ったときのお話です。1人のロングツーリングはこの時が初めて。さて、今回のお題目は・・・
最北端「宗谷岬」を目指す!
最東端「納沙布岬」を目指す!
北海道エリアのハイウェースタンプゲット!!さて、私は無事に帰ってくることが出来るのか!?
早朝4時に荷物をRXに搭載していざ出陣。
今回の北海道帰省ツーリングは、初めてのソロロングツーリング。
この年のゴールデンウィークには友人と2人で自走で九州の最南端「佐多岬」まで行ってきました。
当然、夏休みは最北端・最東端へ自走で行くしかないでしょう。(^_^;
そんな感じでゴールデンウィークから今回のツーリングの目標は
「自走で北端・東端へ行く」を計画していたのだ。
そして、このツーリングの2週間ほど前に友人2人による陰謀にはまった私は
ハイウェースタンプ収集の呪いにかけられているのだ・・・(;_;)/
もう、これはやるしかないでしょう。
今回の目標は東北道の下り線&北海道の全エリアゲットです。
東北道の上り線はとりあえず今年はパス。一気に集めてしまうと楽しくないし、帰りは楽をしたかったのでモトトレインで帰る事にしたからなのだ。
とりあえず、自宅を出発して川口ICから東北道へ。
まだ真っ暗な道を爆走。と思ったらすぐに第一ポイントの蓮田SAへ到着。今回のツーリングの記念すべき第一歩をスタンプ帳に記し、羽生PA・佐野SA・・・と順調に走る。
が!佐野SAを出発して大谷PAを通過したあたりでスピードメーターを見ると、なぜか0km/hを示している・・・
「チャーンス!これでスピード違反は絶対にないゼ!」等というつまらん事を考えつつも先日交換したばかりのメーターワイヤーが切れちゃったのかと思い、途方に暮れる。
上河内SAに止まり、メーターを点検する前にとりあえずスタンプゲット。(^_^;
そしてメーターワイヤーを確認してみたらワイヤーが切れたのではなくてメーターへ接続される部分のコネクターがはずれていただけだった。ふぅやれやれ
壊れたわけじゃなくて良かったよ。
だが、RXのメーター周りに手を突っ込むにはカウルが邪魔。しょうがないのでSAの駐車場から歩道へバイクの乗り上げて、そこでカウルを全て外して作業することになってしまった。RXのカウルって組木細工のようで分解が大変なんだよね。
無事にメーターワイヤーの取り付け作業も終わって再び青森のフェリーターミナルを目指す。が、国見SAで睡魔に襲われ、仮眠休憩。
国見SAを出発するまではとっても良い天気だったのだが・・・国見SAを後にしてほんの10分位走ったところで突然の豪雨。レインウェアーなんて装備していなかったもんだからもう大変。
危険とは思いつつも路肩に緊急停車して雨具を装備。100km/hを越えるスピードで走る車のすぐ脇で雨具装備ってのもなかなか怖い。風は強いし、わだちの雨水を思いっきり頭から浴びせられてよたってしまった。水しぶきが私の頭の上まで跳ね上がるんだから物凄いよね。
ブーツも革パンもグチャグチャに濡れて気分はブルー。というか、真っ黒。
今回は雨にやられたよ。(結局この雨は残りの東北道全線で降り続いたのです)
雨の日の高速道路って走りづらいです。が、前方に車があると、水しぶきで視界を遮られるのでついうっかり抜いてしまいます。で、自分のペースで走っていると再び前方に邪魔な車両が・・・で、また抜いてしまう。そんなことを繰り返していると気が付いたら平均時速は晴れの日と余り変わらないような・・・(^_^;
雨の中をヘロヘロしながらSAごとに止まってはスタンプを集める。雨が降っているとスタンプ帳を濡らすわけにはいかないのでとても神経を使うんですよね。
普段ならバッグからスタンプ帳を出してバイクを降りるんだけど、バッグごと建物の中に持ち込んで、手を十分に乾かしてからスタンプ帳を取り出したりして・・・(^_^;
岩手山SAを過ぎて花輪SAに行く途中で八戸自動車道への分岐が・・・しかも八戸自動車道には折爪SAが・・・時間は夕方3時過ぎ。フェリーの時間は確か午後7時くらいだったはず。余り寄り道している暇はないのだが、せっかくだから寄ってしまえ。(爆笑)
雨上がりの津軽SA 八戸道折爪SAの隣の軽米ICでUターンして再び折爪SA上り線へ。(^_^;
そして東北道へ戻ってようやく東北道最終ポイント津軽SAへ到着。
これで、下り線は全部クリアー。来年の北海道ツーリングでは津軽SAがスタート地点になって上り線を押さなきゃね。
青森港フェリーターミナルへ到着して濡れた荷物を乾かしたりしているうちに乗船時間。パタパタしながらも船に乗って風呂に入ってくつろいだらすでに午後10時になり就寝。室蘭まで約7時間くらいの船旅。函館上陸なら睡眠時間も確保できなさそうなので時間稼ぎで室蘭へ行くのだ。
早朝4時30分室蘭港へ上陸。とりあえず、室蘭駅や地球岬へ行ってみる。
そして、室蘭から伊達へ戻って道央自動車道へ。室蘭から高速に乗っちゃうと有珠山SAに行けなくなっちゃうからね。(^_^;
ガソリンスタンドが・・・ 有珠山SAへ行ってスタンプゲット。ついでに給油しようと思ったのだが、スタンドの開店は8時半からだったとは。
普通、SAのスタンドって24時間営業だよなぁ〜ブツブツ・・・
さすが北海道だ。すっかりやられてしまった。
燃料に不安があるので一度室蘭ICから一般道へ降りてR36を走ってスタンドを探しつつ苫小牧方面へ。
燃料を補給して再び道央自動車道へ戻って樽前SA・輪厚PA・・・と順調に進んで、滝川ICで一般道へ降りる。これで下り線はクリアー。5カ所しかポイントが無いので楽勝、楽勝。
同じ色のRX 日本海側のオロロンラインを走りたいのでとりあえず留萌へ抜けて、R231とR232が分岐するコンビニで休憩していたら同じ色のRXが来たので一緒に記念撮影。
海岸線をひたすら北上。天気も良くて気分は最高。ただ、この時期のこの周辺は海水浴客が来るのでちょっと渋滞気味。
のんびり北上して天塩の駐車場で小休憩。再び宗谷を目指してGo!
走り出して30分くらいたっただろうか、なにげに腰の周りが軽く感じたので手を当ててみると・・・あああああっ、ウェストバッグがないぃぃぃ!!!
なんてこったい、先ほどの休憩の時に一度バッグをはずしてシートバッグの上に置いてくつろいでそのまま走り出してしまったのだ。
あのバッグの中には現金全部と、免許証と車検証とクレジットカードが・・・
ど、ど、ど、どうしよう。現金はこの際無くなっても構わないから免許証とクレジットカードだけはなんとかせねば。
慌てて先ほど休憩したところまで再び戻る。焦りまくってすぐにでも戻りたいけど、対向車線の路肩をチェックしながら戻る。
燃料の残りからしても札幌の実家まではたどり着けそうもないし・・・・
顔面蒼白になりつつも、道ばたの小学生が、ライダーの私にピースサインをしてくれていると、ついうっかりこっちもピースしてしまう。なんだかなぁ〜(^_^;
先ほどの駐車場に戻ってきたけどやっぱりウェストバッグは落ちてなかった。
はふぅ〜今日は天塩の警察にでもご厄介になるとするか。ああ、ガックリ。
天塩の交番へ行ってバイクを停めて降りようとしたときに、お巡りさんが建物から出てきて、
「君、ウェストバッグ落としたろ?」
「届いてるよ」
と向こうから声をかけてきてくれた。
何という幸運なんでしょう。現金から何から全てそのままの状態で交番に届いていたのです。うわーい。
札幌から走ってきた車の男性が拾ってくれたんだそうな。免許証を見たら埼玉の住所になっていたので、たぶんライダーだろうと気を利かせて届けてくれたんだそうな。感涙(T-T)
この時ばかりはさすがに嬉しかったです。北海道じゃなかったらこんなことないかもしれないよね。いやぁ助かった、助かった。
拾ってくれた人どうもありがとうございました。
それからというもの、革パンを履くときはウェストバッグに現金は入れないで、太股に取り付けるポーチを使うことにしましたです。
オロロンラインにて 天塩でかなり余計に時間を費やしてしまったのですでに日が傾いてしまったけど、いけるところまで行ってしまおうということで、オロロンラインを快走。
夕暮れ時のオロロンラインを左手に海、右手に原野を見ながら走る。
うーんイカすぅ〜v(^_^)v
もう、日も完全に暮れてしまった頃にようやく稚内へ到着。やはり北端に来ただけのことはあるね。日が暮れると一気に寒くなってしまって、テントで寝る気がしない。今日はライダーハウスに潜り込むことに決定。
ライダーハウスの夜 宿泊無料でバイクの駐車料金750円のライダーハウス「フレンド」へ飛び込み。
ラーメン屋さんが経営していて広くはないけど、綺麗なところ。夜は当然ラーメン。
お風呂は目の前にある健康増進センターへ。
今晩のライダーハウスは、シンプルなところがお薦め。メジャーなライダーハウスじゃないので、変な主が住み着いているわけじゃないから緊急避難場所としては快適でした。
朝6時にライダーハウスから出発。みんなはまだ寝ているのでなるべく起こさないように静かに出ていこうとしたんだけど、しっかりみんな起きてしまった。申し訳ない。
ライダーハウスで一晩を共にしたみんなに見送られて出発。とりあえず、ノシャップ岬へ行ってみる。と、すでに人が来ていた。みんな朝早いのね。
当時のノシャップって特に何もないところでした。今はどうなんだろう?
看板が一つあるだけだったので、さっさと宗谷岬へ向かう。
宗谷岬へ向かう途中で自衛隊の基地を発見。やっぱりここは日本の北端なんだねぇ〜。
最北端の駅「稚内駅」も見物。「せーんろはつづくーよーどーこまーでーもー♪」
って歌があるけど、そんなの嘘ぢゃん。線路はここで終わりだよ〜(^_^)/
やっぱり、ここは最北端。
宗谷岬にて そして、とうとう最北端の地「宗谷岬」へ到着。まだ観光客も来ていないのでのんびり写真撮って辺りを散策する。お土産屋さんは軒並み「最北端の店」という看板を掲げている。
妖しい漂流物 散策していたらロシア製水中アンテナなんて置いてあった・・・妖しすぎるぞ。
最北端の食堂で食べた「カニみそラーメン」やっぱりカニミソがのっているわけではなくて、カニののっているみそラーメンだった。(笑)
味は・・・まぁ、普通の食堂のみそラーメンだったですよ。(;_;)
だらだらと時間が過ぎているうちに空がだんだん青空に変わってライダーさんが増えてきた。ついでに観光バスの人々も増えてきちゃった。早めに来て写真撮っておいて良かったよ。フゥ〜
北海道仕様のカブ 北海道仕様のカブ「モーモー号」とスクーターとCBRの3人連れのライダーさんと話をしてた。いやはや、北海道に来るためにカブを白塗りして牛模様にするなんてなかなか魅せてくれたねぃ。
北の大地とRX 宗谷岬を後にして、オホーツク海側を走る。とても良い天気。対向車もほとんどなくて本当に何もない所って感じ。ひたすら快走する。あー気持ちええ・・・
北海道には生まれてから18年間住んでいたけど、札幌周辺しか行ったこと無かったのでこんなに何もないところへくるのは初めて。北海道って本当にのんびりしたところだったんだとつくづく思う。
札幌のススキノ周辺ならバッチリお馴染みなんだけどさ。(笑)
この日は何もトラブルなくペースが上がる。知床へも行きたいんだけど、知床は次回のツーリングのために残しておこう。どうせ、来年も再来年もくる予定だから。
そんなわけで、知床はパスしてそのまま根室方面へ直行。
日もだんだん陰ってきてぼちぼち寝床を探さなければならないのだけど、やっぱり寒くなってきちゃいましたね。テントを張るには日が落ちてしまったし、ライダーハウスを探そうにも何もない畑の中だし・・・とりあえず、先へ行ってしまえ。(^_^;
根室へ着く頃にはすでに真っ暗。おまけに濃霧が発生してお先真っ白。(;_;)
もう、緊急避難で宿に泊まってしまおう。って、こんなんばっかり。
駅前の旅館に素泊まり決定。一泊3500円也。
早朝に出発するので寝る前に精算して、濃霧の立ちこめる根室の街をフラフラ散歩しつつ、食堂で遅めの夕食を食べて旅館の広い部屋の中で1人でビールを飲んで寝る。